中古一戸建て業者

一戸建て専門業者とは

一戸建て専門業者とは、一戸建て住宅を買い取る専門の業者のことを言います。

一戸建て専門業者のビジネスは、使わなくなった住宅や仲介では売れなかった家を中心に買い取り、リフォームやリノベーション、再建築を施して再販売をすることです。

またリフォームなどの工事はすべて自社で行うため、一戸建て住宅の建設や最新のインテリアに関する知識も十分に備わっており、一戸建て市場のニーズを熟知しています。

そのため「どうすれば高く売れる一戸建て住宅が作れるのか」を知っている専門家と言えるでしょう。

CHECK

当社は優良・一戸建て専門業者だけを厳選し、お客様にご紹介・価格交渉を行う買取エージェントサービスをご提供中です。ぜひご相談ください。

中古一戸建て住宅専門の業者に買い取ってもらうメリット

1.築年数の古さ・物件状態の悪さが査定に影響しない

今、売りたい家の築年数が古い・物件の状態がボロボロのような物件なら一戸建て専門業者に買い取ってもらうことをオススメします。

なぜなら、買取業者は「物件に手を加えて再販売する」ビジネスモデルなので、古さや状態は問わないからです。

たとえ古くても自分たちで大きく手を加えればいいわけですから、第一印象が悪くても全く影響はありません。

しかし注意していただきたいのは、やはり相場に比べると成約価格はやや安くなってしまうという点です。

「査定に影響がない」と言うのは、あくまで業者目線での印象だということをご了承くださいませ。

2.圧倒的なスピードで一戸建て住宅が売却できる

買取業者は潤沢な資金があるため、取引が成立次第すぐにお客様の不動産を現金化できます。売却仲介の場合はいつ内覧希望のお客様が現れるかもわからず、何ヶ月も売れない日々を過ごしている方も多くいらっしゃいます。

しかし買取なら業者が購入の意向を申し出れば、すぐに契約へと進みます。

ご契約後、最短3日で現金化できるため、住宅ローンの支払いが今後難しいと想定される方や事業の経営が苦しくなった方のお役に立てる取引方法だといえます。

3.不用品・残置物の処分は不要。無料でそのまま引き取ってもらえる

不用品を無料処分します

買取業者は家具・家電・大量のお荷物など、室内・室外に残された各種不用品を無料処分してくれます。

そのため、いわゆるゴミ屋敷でもまったく問題ありません。遠く離れたご実家に置かれたままの遺品整理にも適している方法だといえます。

4.買取は瑕疵担保責任が発生しません

不動産の売買契約には「瑕疵担保責任」の事項が必ず盛り込まれています。

瑕疵担保責任とは

瑕疵担保責任とは、物件の売主が物件を売る際、把握しきれていなかった物件の不具合(瑕疵)に関し負う責任のことを言います。物件の買主は物件購入後にこの瑕疵担保責任の範囲にあたる不具合を発見した場合、売主に責任を求めることができます。

不具合として例に挙げられるのは、雨漏りや物件内の目視し辛い箇所の腐食、シロアリによる被害箇所などです。なお、瑕疵担保責任では責任を負う期間や範囲、補償内容などをあらかじめ取り決めておきます。

たとえば、引渡し後の定められた期間内に発生した物件の不具合や欠陥が見つかった場合は、たとえ物件の引き渡し後であっても売主に修復の義務が発生します。具体的な以下のような内容です。

  • 主要な木部に腐食が見つかった
  • 給排水設備の故障が明らかになった
  • 構造上の問題が発生した

このような不具合や欠陥が見つかってしまうと、「せっかく物件が売れたのに結局多額の修繕費用が必要になってしまった」ということにもなりかねません。

しかし、この瑕疵担保責任の問題を解決できるのは、不動産買取です。

業者に直接売る場合は瑕疵担保責任は免責になり、売主様は一切のコストを負担する必要がなくなります。

これは買取ならではの大きなメリットで、特に古い一戸建て物件を売りたい方には魅力的だと言えます。

このような悩みを抱えている方が一戸建て専門業者へ相談するのに適しています

親から実家を相続しました。子供の一度も修繕しないで過ごしてきた古い家です。そのままでは売れないそうにないのはわかっていますが、リフォーム代を工面できないので困っています。
一階部分を工場にしていた家を買ってほしい。工場には特殊な機械が多くあり、処分にもお金が必要で困っています。安くても構わないので、このまま引き取ってほしい。
転勤にあたって家を売却中ですが、葬儀場近くということもあり成約に至らず困っています。4ヶ月後には引っ越しを済ませなければなりません。

一戸建て専門業者が欲しがる物件とは

1.室内の修繕をほとんどしていない古い家

室内の修繕を一切行なっていない一軒家は買取が適しています。

なぜなら、買取業者は自社で仕入れた物件に手を加えて再販売をするため、室内の状態はまったく気にしないからです。

たとえば水漏れが起きている物件なら、自分たちで欠陥箇所を修繕できるのでまったく問題ありません。場合によっては建物まるごと建て替えてしまうため、室内がボロボロだっていいわけです。

また、このような工事費用はすべて業者が支払いますので、お客様にご負担いただく費用はありません。

修繕費用に限らず、住宅の解体費用についても全額業者が持ちますので、自分たちで工事費を工面して売却仲介に出すよりもお得になるケースもあるほどです。

2.築40年以上経過しているような古い一軒家

仲介ではあまり良い印象に映らない築年数の古い物件は業者にとって非常的に魅力的な物件だと言えます。

なぜなら、工夫次第で大きな利益を生み出せるからです。

たとえば、「築年数40年」の物件は正直、仲介だと問い合わせが入りづらい傾向がありますが、この住宅を解体して「新築物件」として再販売すれば高額で売ることができるわけです。

当然、業者の利益も多く得られるので高いニーズがある物件と言えるでしょう。

3.借地権が付いた家

借地権付きの家は不動産仲介業者が扱いたがらない物件のひとつです。

なぜなら、土地の所有権は地主様(底地権者)にあるため、お客様の資産にならないからです。

その理由は、地主様に対して支払う賃料や権利の問題が大きいです。

借地権住宅を売りたいお客様ならご存知だと思いますが、地主様に借地権代を支払う義務がありますので、住宅ローンとは別に毎月の支払いが発生します。賃貸物件と同様に、更新年という来年があるのも借地権の特徴で、その際に借地権代が値上げされるケースもあります。

このように、権利問題がつきまとうため、売買市場ではあまり積極的にご紹介しづらい物件になります。

しかし買取なら、借地権付きの住宅でも問題なく買い取ってもらえます。地主(底地権者)に交渉した上で建物を賃貸物件として再活用したり、新築アパートを建てて活用するケースがあります。

また、場合によっては底地権ごと買い取り、業者が土地の権利者となって新築物件を建てて販売する場合もあります。

いずれの場合も、業者は借地権の利用方法をよくご存知ですので、喜んで買い取ってもらえます。

その他・買取に向いている一戸建て住宅の一例

  • 再建築不可の住宅
  • ご実家など遠方に所在する一軒家
  • 庭に大きな樹木が生えている家
  • 孤独死・自殺・犯罪発生などの事故物件
  • 火災が起きた住宅
  • 騒音問題など、近所でトラブルを抱えた住民が暮らす物件

買取は相場よりも安くなる?

ここでは一般的な相場と買取相場についてご紹介していきます。

一戸建て物件・相場の調べ方

一戸建て住宅の相場は不動産仲介のポータルサイトや、該当地域の実店舗に貼られている物件情報のチラシなどで簡単に調べることが出来ます。

不動産価格は時代によって値段に変動はありますが、おおよその価格が見える方法です。

これに対して買取は情報が集約されているようなサイトはありません。

なぜなら一戸建ての買取は業者同士で直接連絡し合って行う取引のため、Webサイトに開示する必要がないからです。

そのため買取価格は実際に業者へ問い合わせをする以外、方法はありません。

売却仲介の相場との価格差について

実際の成約価格は売却仲介に比べて買取の方が安く、目安としては7~8割ほどの価格になることが多いです。

その理由は業者は仕入れた物件に工事を行って再販売を行うため、その際の工事費用や再販売用の広告費を考慮しなければ、利益を生み出すことができないからです。

買取価格が相場より安くなっても得られるメリットとは?

買取の成約価格が相場よりも安くなってしまうと聞いて、ガッカリされたかもしれませんね。しかし、実は買取を選んだ方が実はお得になるかもしれません。

なぜなら、売却はリフォームや修繕が必要な場合はすべてお客様の自己資金で行う必要があるからです。

たとえば、一戸建てなら壁紙の古さや水回りの設備など、どうしても古さが目立ってしまう箇所がありますよね。しかし、そのようなところこそ、仲介のお客様はしっかりチェックなさいます。

すると、古い設備の一戸建ては成約に至らない可能性もあるため、自己資金での修繕を考える必要が出てくるでしょう。

この修繕費、決して安くありません。工事内容にもよりますが100万円以上の費用が発生することもありますので、売主様には大きな痛みが伴います。

しかもどんなにお金をかけたところで、売れる確約は出来ませんから一種の賭けです。速やかに売れればいいですが、売れない場合は無駄な出費となってしまうこともあるわけです。

しかし、買取ならそのような自己資金でのリスクが生じないので、あんしんです。

たしかに買取は相場に比べて安くなりますが、トータルコストで見れば仲介と同等になる可能性は大いにありますので、相場ばかりに気をとられないことが重要です。

一戸建て住宅買取業者の査定方法

一戸建て住宅の専門業者の査定方法の例をご紹介します。

1.一括査定サイトを利用する

一戸建てを買い取ってもらう方法のひとつが、一括査定サイトを利用する方法です。多くの専門業者が集まっていて、一度に査定依頼を出せるのでとても便利なサービスですよね。

しかし、私たちは不動産買取の専門家として真実をお伝えします。一括査定サイトはオススメしません!

なぜなら、業者は数え切れないほど存在しますが、この一括査定サイトに参加している企業はほんの一握りだからです。

一括査定サイトを利用するのはオススメしません!

私たちは不動産買取のプロフェッショナルとしてお伝えしたいこと。それは、せっかく売るなら専門の業者と交渉していただきたいということです。

誤解していただきたくないのは、この一括査定サイトに登録されている業者の方々は決して悪徳企業というわけではありません。

では、なぜこの一括査定サイトの利用をオススメできないのか。詳しくご紹介していきましょう。

実はこの一括査定サイトは、業者から掲載料を得ているビジネスモデルで、その掲載料は決して安くはありません。

したがって、広告費をかけられるほどの余裕がある企業が参加しています。そのような企業の多くはTVCMで見るような大手不動産業者であり、「一戸建て専門」ではないのです。

ここにひとつポイントがあります。

実は一戸建てを買い取ってもらうためには、一戸建て物件の収益性を熟知した専門業者に売らない限り「高額買取」が実現しづらいのです。

あまりピンとこないかもしれませんが、不動産は大手企業に売る=高く売れるという方程式は当てはまりません。

たとえば、ブランド品の買取ビジネスを想像したらわかりやすいかもしれませんね。

あなたが有名モデルが愛用するほどのブランドバッグを持っていて、中古ショップに売るとしましょう。

この時、あなたが売りたいバッグのブランドだけを扱う専門ショップと商店街にあるリサイクル洋品店、どちらに持ち込んだ方が高値になると思いますか?

・・・もう、わかりますよね。当然、ブランドの価値を最大限に認めてくれる専門店の方が高く買い取ってくれるはずです。

この仕組みが不動産買取にも当てはまるのです。

せっかく大切にされてきた一戸建て住宅を売るなら、総合店よりも一戸建て専門で活用するプロフェッショナルと交渉すること。これが買取成功の秘訣です。

2.一戸建て専門業者に査定依頼をする(オススメ!)

一括査定サイトではなく、一戸建て専門の業者はどこで見つければいいのでしょうか。

実はこれも難しく、一般的にはとても見つけづらいのです。なぜなら、多くの業者は不動産業者同士で情報を交換し合いながらビジネスを行っているからです。

「○○地域の家を今すぐ手放したいお客様がお見えなんだけど、買い取ってもらえませんか?」

「そちらの地域の物件はどんどん買い取っているので、喜んでお受けしますよ!」

こんな風に直接会話をしながら、交渉をしています。

しかし、このような一戸建て専門の買取業者と私たちは提携していますので、お客様の窓口となり専門の業者へと交渉をいたします。

その際、できるだけ高い価格で買い取っていただけるよう、私たちがお客様の代わりに価格交渉を行いますので、より一層高く売れることが期待できます。ぜひご相談くださいませ。

一戸建ての査定、実際にはどんなことをするの?

こちらでは、当社の例に基づき査定方法について解説していきます。(当社は全国各地の一戸建て専門業者に、より高い価格になるよう交渉を行うエージェントです。ぜひご相談ください。)

1.物件基本情報の確認

まず買取希望の物件のご住所、築年数・現況などをお電話・メールで伺います。

また、場合によっては買取をご希望される理由をお伺いします。なぜなら内容により、交渉する業者が変わってくるからです。

たとえば、買取理由がご家族の孤独死の場合は通常の一戸建て専門業者ではなく、事故物件専門の業者に相談した方が専門性も高まり、お話がスムーズに進んでいきます。

このように、一戸建て物件の情報と買取ご希望理由を伺ったあと、具体的な査定に移ります。

2.現地での状況確認

この査定は売却仲介のように何人もの人たちが時間をかけて物件に出入りするような事はなく、15分から30分以内で終わってしまうことがほとんどです。なぜなら、一戸建て買取業者は外観や内装、今の状態については全く気にしないからです。

それでは、一戸建て専門業者はどのような点を確認するのでしょうか。具体的には次のような点を見ていきます。

  • 外壁の塗り直しが必要かどうか
  • 屋根・玄関・窓ガラスなど、外から見える設備に工事は必要か
  • 床の張替えの必要性
  • 水回りの設備は交換するべきか or 修繕で済むのか
  • 庭の雑草処理が必要かどうか
  • 物件の利便性の確認(駅からの距離・坂の有無・人通りの多さ・周辺施設の充実など)
  • 周辺環境に問題はないか(反社会的勢力の施設がないか・騒音問題がないかなど)

他にも見ていくポイントはさまざまありますが、概して「手を加えれば魅力が高まる物件なのか」を確認する作業になります

3.査定額を算出

現地で物件を見たあとは市場性をふまえながら、どのような工事をして、いくらで再販売ができるのかを計画して査定額をご提示します。

この査定額は物件の仕入れ値と売値の差が大きい方が当然利益を生み出せるため、あらゆる角度から物件の価値を調査して、提示します。

また、この査定額は売却仲介とは異なり「査定額=買取金額」になります。これ以上、価格は下がることはありませんので、査定が出された時点でお客様が納得さえすれば、売買契約に向けた具体的なお取引が進むことになります。

一戸建て専門業者の活用例

一戸建て専門業者の多くは不動産の再販売業者です。ここでは一戸建て住宅を買い取ったあとに、どのようなビジネスを行っているかについてご紹介していきます。

更地にして新しい物件を建てて再販売する

お客様から直接買い取った一戸建て住宅を解体し、新たな一戸建て住宅を建てて再販売します。

また、買い取った一戸建ての敷地が大きい場合は、一戸建て住宅に限らずマンションにして再販売をするケースもあります。エリアのニーズや収益性を踏まえて、建設計画を立てていきます。

更地にした土地に複数の物件を建てて再販売する

大きめの土地なら2棟以上の一戸建て住宅を建てて、再販売することもあります。業者としては複数の不動産を売ることができるため、多くの利益を生み出しやすい魅力的な取引と言えます。

最近は建設技術の向上により、狭い土地でも魅力的な一戸建て住宅を建てることができますので、例えば東京23区内のような坪単価が高く、一戸建て住宅の価格が高額な地域でも小さな物件をご用意することでファミリー層への訴求力も高まり、売上が期待できるというわけです。

投資家向けに物件を販売する

一戸建て専門業者の顧客の中には投資家の方々もいらっしゃいます。投資家のみなさんは賃貸物件として中古戸建てを活用するため、良い利回りを得られる物件なら「すぐ買いたい」と手をあげてくださいます。

そのため一戸建て専門業者は自社の利益を伸ばすためにも、つねに良い物件を多く揃えておく必要があるわけです。

一戸建て専門業者・まとめ

一戸建て専門業者は古家の再販売・再活用を知り尽くしたプロフェッショナルです。すなわち、古い一戸建て住宅の価値をどこよりも認めてくれる業者というわけです。

今、お持ちの家を業者に売りたいとお考えなら、ぜひ総合買取業者よりも一戸建てを専門に活動する業者へ売ることをオススメします。私たちは優良企業と提携し、価格交渉まで代行しています。ぜひご相談くださいませ。

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