不動産買取仲介サービスについて
私たちはお客様が売りたい不動産を業者にご紹介する、買取仲介事業を行っています。
この事業はお客様と業者の間に私たちが「代理人」として立ち、売りたい物件と高額買取をしてくれる業者をマッチングするサービスです。
実は私たちのように、買取仲介に特化したサービスは不動産業界の中でも非常に特殊です。ではなぜ当サービスが特殊なのでしょうか。
ここでは当社のサービスをご紹介しながら、買取仲介の概要・他業者の取り組みなどを詳しくご紹介していきます。
一般的な買取仲介との違い
一般的な買取仲介は、当社と同様にお客様が売りたい不動産を業者にご紹介するサービスです。
しかし、実は当社のように買取業者への仲介を積極的に行う仲介業者は非常に少ないです。その理由をご紹介していきましょう。
一般的な仲介業者は最初から買取を受け付けていない
実は買取仲介は仲介業者ならどこの業者でも行える取引です。
けれども初回から「業者に売りたいのですが」と相談しても、残念ながら積極的に相談を受け付けてはくれません。
その理由は次のようなことが挙げられます。
1.仲介業者の主な収入である仲介手数料が減ってしまう
不動産仲介業者の主な収入は物件の売買して得られる「仲介手数料」です。
この仲介手数料は一律料金に設定されているのではなく、物件価格によって変動しています。そのため、もし高い物件を売却できれば、得られる手数料も多くなる仕組みということがおわかりでしょう。
仲介業者としては当然利益を多く生み出したいため、より高く売れる方法を好みます。
もし仲介業者が最初から買取業者への売却を行ってしまうと、売却仲介に比べて7割前後安くなることが多いため、当然得られる仲介手数料も減ってしまいます。
このような理由から、最初から買取業者への仲介は積極的に受け付けてもらえないのです。
当社は買取特化型なので問題なし。お客様の手数料も最大無料に!
私たちは買取に特化してサービスを展開することで利益を多く生み出せます。
また売主様から頂戴している仲介手数料は物件価格が800万円超の場合は無料にしており、業者からだけ頂戴していますが、それでも売上にも大きく貢献できる仕組みを構築を作りました。
したがって、お客様のニーズにも積極的に応えることができます。
2.「売却」手数料のみになり「販売」手数料が得られない
仲介業者にとって「売却」の案件は得られる利益が多くなる魅力的な取引と言えるでしょう。
なぜなら売却は売却ご希望のお客様だけではなく、購入ご希望のお客様からも手数料を得られるため、多くの利益を生み出せる取引だからです。
これに対して、はじめから業者への仲介を受け付けてしまうと、当然仲介業者は明らかに損をしてしまいますので、積極的に取り扱いたくないのです。
私たちは業者が物件を再販時に仲介を担当するケースもあるため、仲介手数料が得られます
これに対して私たちは買取業者にご紹介した物件を再販売する際、当社が仲介を担当できるため販売時の仲介手数料を得られます。
つまり、買取仲介をしても損をするビジネスモデルではありません。
むしろ積極的に買取をすることで当社の売上にも大きく貢献できる仕組みを構築したため、お客様のどのようなご要望にも応えることができるのです。
3.提携している業者の数が限られている
これまでご紹介してきたとおり、仲介業者は買取業者へ紹介することを積極的には行っていません。そのため必然的に取引できる業者数は、限られてしまいます。
不動産業界は横のつながりを大切にする業界ですので、何かあれば助け合いながら事業を行っていますが、お世話になっている業者に繰り返し相談を持ちかけることが多いため、提携している業者数は限定されるのが実情です。
高値でのお取引成功の秘訣は「売りたい不動産の個性にあった業者に売る」ことですので、たとえば崖地を売りたければ、相談先の仲介業者が崖地専門の業者と提携してる必要があるのです。
しかし、買取を積極的に扱いたがらない仲介業者はそのような専門の業者を知らないことがほとんどですので、売主であるお客様の期待には答えられない可能性があると言えるでしょう。
私たちは専門性の高い業者と多数提携しているので、何件でもご相談を受け付けられます
当社は買取専門のサービスを展開しているため、専門性の高い業者と多数提携。何件でもご相談を受け付けられます
また、それだけに留まらず、不動産種別に専門の業者にご協力いただいているため、より高値で取引できる可能性があります。
不動産を高値でお取引するための方程式。それは一戸建てなら一戸建て専門の業者へ、マンションならマンション専門の業者へ依頼をすることです。
仲介業者がお客様に業者をご紹介するケースとは?
仲介業者は通常、積極的には業者をご紹介していません。しかし条件によっては業者をご紹介するケースもあります。ここでは、どのような時にご紹介するかをご説明します。
1.いつまでも売れない物件を抱えている時
仲介業者がお客様に業者を紹介する代表的なケースは、物件販売後しばらく経っても成約に至らないことがほとんどです。
仲介業者がどうしても成約できない物件を抱えてしまった時に、最終手段として業者に紹介します。
なぜならそうしない限り、いつまでも問い合わせや内覧対応、売主様との調整に追われ続けることになるからです。
2.居住用には向かない物件の相談を受けた時
仲介業者に寄せられる売却相談の中には、居住用として売りづらい物件もあり、そのようなも業者を頼りにします。
仲介業者が売りづらい物件とは?
仲介業者が売りづらい物件とは、簡単に申し上げると「建物が不便」「立地が悪い」「維持費が高すぎる」のような、ネガティブな印象を持たれてしまうような物件を指します。
たとえどんなに広告費をかけても、家を探されている方たちが魅力を感じない物件はいつまでも成約に至りません。すると当然、仲介業者は売上を作ることが出来ないため、損をしてしまう案件になります。
そのため、仲介業者がこのような物件の相談を受けたときは、再建築できる技術が長けている業者や法人向けサービスに変えて活用できる業者に相談して、引き取ってもらえないか交渉します。
仲介業者が売りづらい物件例
- 築40年以上などの、古い一戸建て住宅
- 広すぎて、一般の方が購入するには高すぎる土地・建物
- 三角形などの使いづらい土地
- 極端に狭い土地・建物
- 立地が悪く、交通の便が悪い住宅
- 周囲の環境が悪い住宅
- 事件があった現場に近い不動産
- 事故物件(自殺・孤独死・火災などの心理的瑕疵物件)
- 店舗付き住宅
- 借地権住宅
- 再建築不可物件
- 斜面地
なぜ買取仲介をしているのですか?
実は私たちも元々は売買物件の仲介業者としてスタートしました。その中でわかったことは「本当の不動産業」とは物件自体の取引ではなく「お客様の不動産にまつわるお悩みを解決すること」だということです。
そして私たちは、ただ不動産を取引するのではなく、
「 安くなってもいいからすぐに売りたい」
「誰にも知られないように手放したい」
「実家をすぐに売りたいけど、今の家から遠いので内覧に立会えない」
このようなお困り事に寄り添って活動したい。そんな気持ちが大きくなってきました。
そこで全国の業者にご協力いただき、買取に特化したサービスを完成。多くの取引ができる体制が出来たことで、当社の利益も生み出せることが可能になりました。
また各士業の皆様や専門家の方々と密な連携を図り、より深い悩みもご相談いただけるシステムもご用意しています。
もし、お客様が「業者を紹介してくれる仲介業者が見つからない」あるいは「どこに相談すればいいのかわからない」などの悩みをお抱えなら、ぜひお気軽にご相談ください。
複雑な悩みほど、得意としています。
一番よい解決方法を専門家がアドバイスしますので、ぜひお問い合わせくださいませ。