埼玉県・U様からのご相談
1970年代のボーリングブームの時に、祖父がボーリング場を建築しました。
当時は大ブームだったので経営は順調だったようですが、ブームが去って父親の代になった時にはバブル期だったので、カラオケやゲームセンター・バッティングセンターを併設して、経営状態は良好でした。
しかし、バブルの崩壊と、近くに設備が新しく整っているカラオケ店やゲームセンターが建築され価格競争が起こり、最近ではどの施設にもお客が少なくなり、赤字すれすれの経営になっています。
社長の父親と私の間で、「社長を引退するので、お前が経営を継いでくれるか、売却してしまうか選んでほしい。」と言う話が出ています。
私としては、赤字すれすれの経営状態で、改装しようにも億単位の費用が必要となるため、売却を希望しています。なまじっか土地が広いために買い手も限られるので、売却の相談をどこにすればよいのかわかりません。
閉店しても買い手もつかず、莫大な固定資産税だけを払うのは避けたいので、閉店に合わせた売却を希望しています。
大型商業施設やマンションの開発業者による買取が見込めます
1960年代は高度経済成長期にあり、東京オリンピックのための交通網の建設が始まり、1972年に列島改造論が掲げられると、日本全体に蜘蛛の巣のように道路が張り巡らされることが政府の指針となりました。そのため、「立派な道は出来たが、その周りは田んぼや畑だらけ」と言うことが引き起こされました。
そういった時にボーリングブームが起き、土地に余裕のある郊外ではボーリング場がこぞって建設され、数百メートルごとにボーリング場がある地域もありました。
しかし、ボーリングブームが去ってしまうと、急速にボーリングは廃れ閉店するボーリング場が続出しました。その当時は、まだ数が少なかった大型のファミリーレストランへの転用などが出来たのと、経済バブルが数年後発生したため、次々と売却されていきました。
現在は、少し上向いたとはいえまだまだ経済は停滞期と言えますので、億単位の土地の売却となると、売主様自身や町の不動産業者が買主を探すのは、荷が勝ちすぎると言えます。
とはいえ、需要が全くないわけではなく、大型商業施設の出店や大規模マンションの建設を考えている会社からすれば、千載一遇のチャンスにも匹敵します。しかし、こういった購入希望者は表に出ることはなく、専門のデベロッパーや買取業者が秘密裏に探しており、一般の不動産業者が知ることはできません。
弊社ではネットワークを活用して、ボーリング場などの大型土地の買取をおこなっている会社と連携し、スムーズな売却と買主に納得いただける買取金額を実現いたします。また、土地売却にかかる税金問題や相続問題に関しても、提携している弁護士や会計士をご紹介できますので、まずはご相談ください。(買取アドバイザー・倉内)