買取と売却では、どちらが「高く」売れますか?

売却仲介だけが高く売れる?それは間違いです。


家を売るなら、やはり「高く売れる」方がいいですよね。

しかし、だからといって、すべての物件において「売却仲介」の方が良い方法だとは言い切れません。なぜなら、「売却仲介」はいつ売れるかというお約束が出来ないからです。場合によっては、1年以上経っても売れないというケースも…

売却仲介で売れ残ってしまうと、大幅に値下げする必要が

売却仲介において、売れない物件の一番の原因は、値段設定が高すぎるということです。
そして、もしも売れ残ってしまうと、仲介業者の頭の中で「売れ残り物件だ」という印象が付けられ、お客様に紹介する事を躊躇してしまう傾向があります。

そのため、売れ残り物件だと思われる前に成約を目指すためには、おもいきった値引きをしない限り、買い手が見つかりづらいという傾向があります。(私共は仲介業者でもありますので、この傾向は頷けます)

「売却仲介に出しても売れない」という状況になった場合、以下のようなご負担が発生してしまいます。

金銭的なご負担
  • 毎月の管理費が発生する
  • 毎月の修繕積立金が発生する(退去予定の物件にも関わらず、将来、建物の修繕に充てるお金を払わなくてはいけません)
  • 住宅ローンの金利が変動する可能性がある
  • 固定資産税が発生する
  • 駐車場代などの維持費が発生する
精神的なご負担
  • 「いつ売れるんだろう…?」という漠然とした不安が生じる
  • 断りの通知が入る度に、気持ちが落ち込む
  • 新しい生活の見通しが立てづらい
  • 内覧予約が入る度に、予定が入れられず、掃除などの準備が必要になる。
  • 買い替えをご希望の場合、いつになっても新居探しが出来ない。または、二重ローンが発生する。

それでは、買取の場合は?

買取を選べば、業者が直接買いますので、「待つ時間」が一切生じません。ご成約後、おもいきった値引きをしない限り、買い手が見つかりづらいですので、あっという間にお手持ちの不動産を整理することが可能です。

でも、買取だと安くなってしまうんですよね?

はい。「不動産買取」では、どうして売却価格が安くなってしまいます。その理由は業者の抱える「リスク」にあります。

仲介での買主は、購入した物件に「暮らす」あるいは「運用する」ことを目的としています。しかし、買取業者の購入目的は「転売」です。転売前にリノベーションやリフォーム、宅地造成を行う際にはその費用が必要になるため、場合によっては思った様な価格で売れず赤字になってしまうリスクも存在します。そのリスクを減らすためには、購入費用を抑えざるを得ないのです。

もし、売却を選んで、中々売れない状況を生み出した場合は、売却開始後、かなりの時間が経ってから値下げしてやっと売却できたというケースもあり「これならどちらが高い、ということもなく、同じだった」という結果になることもあります。

実例として管理費・修繕積立金が月額3万円、金利が3万円、固定資産税が年間12万円。売却までに2年かかり維持費合計が168万円。売値も少しずつ下げて行ったので結局当初の価格よりも500万円下げて成約になり実質668万円のダウン。最初から業者買取であればもっと高く売れていたという例があります。

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